令和6年9月24日火曜日
協力歯科医療機関 池田ファミリー歯科さん主催
口腔ケア研修をおこないました。
今回は初の研修会でしたので、
歯科衛生士さんに口腔ケアの基本について教えていただきました。
勉強会の内容…
介護が必要な方のお口の特徴…
・嚙む力や嚥下能力の低下による筋力の衰えが、ADL(日常生活動作)の低下につながっていきます。そして、口腔内の状態が認知症の進行につながりやすくなります。口腔ケアについて困りごとはありますかとの質問について、職員より「ブラシを噛み続けてしまうことがあります。」「まったく口を開けてくれないことがあります。」「磨いている歯の黒ずみが取れないことがあります。」「職員によってブラシングにかける時間が異なったり、質が違うことがある。」という意見がありました。
歯科衛生士さんからのアドバイス…
・はめる前に口腔内が乾いていたら口の中や歯を傷つけてしまうことがあるので、入れ歯や口腔内を濡らして対応しましょう。口腔内に汚れが溜まっていると口腔カンジタ症や誤嚥性肺炎になる可能性もあります。汚れの溜りやすい部分を把握し、やわらかめや普通の硬さの歯ブラシを使用すること。強い圧をかけず細かくブラシを動かすこと。お口の機能を維持するために、「嚥下体操・訓練」「食事形態の提案・指導」「口腔ケアを適切におこなう」ことを意識していきましょう。
・訪問歯科は二週間に一度おこなっているので、入居者さんのお口のお困りごとについてお声かけして下さいということでした。本日はどうもありがとうございました!!