令和6年 第1回 感染予防対策勉強会をおこないました。
☆ 勉強会の内容 ☆
1. 感染対策の基本的対応。
2. ノロウイルスについて。
3. 事例演習の実施。zzz
【 ノロウイルスについて 】
・ノロウイルスの原因となるほとんどが経口感染です。施設においては、入所者の便や嘔吐物に触れた手指で扱った食品などを介して起こる二次感染や、飛沫感染を起こす場合があります。潜伏期間は1日~2日です。症状として、下痢・嘔吐・腹痛・発熱などがあります。高齢者は、吐物を気管に詰まらせることや、下痢により脱水症状になることがあります。対処法として、誤嚥・脱水を予防することが大切です。安易な下痢止めの服用は、体外へのウイルス排出を遅らせ病気の回復には支障をきたすことがあるため注意が必要です。1日の水分摂取量は1500㏄程度が望ましいです。吐物などを処理した際に出たゴミ袋は感染源となり得るため、ゴミ袋の上をしっかり結んで捨てます。感染の予防には、手洗いや消毒を適切におこなう必要があります。留意点として、処理をおこなう際はマスクや手袋を着用し、換気は随時おこないます。入浴の準備については最後に入浴するなど注意をします。
座学後、事例検討をし演習をおこないました。
実際に体を動かして演習することで、様々なことに気づきを得ることができました。理解していたつもりでも、いざその時になれば何をして良いかわからなくなることもあります。とても学ぶことの多い勉強会でございました。