令和5年11月28日火曜日 / 12月5日火曜日
令和5年度第2回 感染予防対策勉強会 を開催しました。
今回の勉強会の内容は、
①疥癬感染症について
②予防着の着用の実演習 でございます。
勉強会前の様子です
一回目の勉強会では、看護師が発表しました。
勉強会の資料を作成し配布しました。
プロジェクターも活用しております。
いよいよ勉強会が始まります。
疥癬とは…
・ヒゼンダニが皮膚の角質層に感染することで発症します。
・感染後すぐには症状が現れません。
→ 感染後4~8週間かけて多数のダニが増殖し、
その虫体・脱皮殻・糞がアレルギー反応の原因となり、
激しいかゆみが始まります。
治療について…
・外用療法(塗り薬)と内服療法(飲み薬)、
もしくは両方の併用がおこなわれます。
予防について…
・疥癬と診断された方と触れ合う機会がある人は、
接する前後に手洗いをしっかりおこないましょう。
・タオル等は共用せず、分けて使用しましょう。
・掃除については、埃や落屑を舞い上がらせるため換気は不要です。
→ モップや粘着シートなどで角質を除き、掃除機で丁寧に清掃しましょう。
剥がれ落ちた皮膚にもダニがいるので注意しましょう。
感染対応時に準備する物…
・袖付きのガウン ・手袋 ・モップ(掃除機)
・ゴミ箱(個室対応の場合は居室内に1個)
・ビニール袋 ・殺虫剤 ・粘着テープ
予防着着用の演習の様子です。
看護師より説明を受けております。
職員一同、疥癬とは何かを理解し、
発生時の対応について理解を深めることができました。
※ 写真は全て11月28日のものです。