「特養に入ったらリハビリはないんですよね?」と時々お尋ねをいただきます。
特養では『個別機能訓練』という呼び方で、生活機能の維持できるよう訓練をしています。
三清荘には機能訓練指導員として作業療法士(OT)を配置し、その指導のもと行っています。
病院との連携のため、退院後のお暮しがイメージしていただけるよう、長野病院のソーシャルワーカーさんにご来荘いただき、実習生さんと一緒に個別機能訓練についてお伝えをしました。
まずは座学から。朝の「おはようございます」のお声かけに始まり、時間や季節を感じていただけるよな工夫をし、生活施設ですので、お食事もベッドではなく経管栄養等の方も一緒にフロアに起きてきて過ごしていただいています。
リハビリ室ではなく、フロアやお部屋で立ったり座ったり、体を曲げたり伸ばしたりして生活に即した訓練を日々行っています。
お部屋の設えや使用する車椅子も、ご入居者に馴染むよう機能を評価し、ご本人や専門職が相談して、安全で快適に過ごせるベストな状態を作っています。