7月25日(木)・26日(金)と、R６年度前期の看取り介護勉強会を行いました。

テーマは『私にもできる　看取り介護』。

内容は①看取り対応の流れ(心身の変化･呼吸停止～お見送りまで)、②「看取り経験と初めての看取り」です。

①では、看取り対応の流れをおさらいするとともに、時代に合わせた対応の変更点もお伝えしました。

②では、フロアごとにグループになり、看取らせていただいた(または準ずる)方との関りで「こんなことを頑張りました！」と参加者の前で発表するターンです。新任職員は、看取りに関する不安や疑問を伝え、先輩から助言をもらいます。

「初めて担当したご入居者を看取らせていただいたのが強く印象に残っています。いつでも綺麗でいただけるようしっかり関わりました！」

「排せつ委員として特にこまやかな排泄支援を行い、最期まで褥瘡予防を頑張りました！」

「笑顔が残せるように常日頃から意識して写真を沢山撮影し、ご家族が涙を流して喜んでくださいました」

「ご家族が『好物を食べさしてやりたい』と希望され、カニや鯛をすり身にして提供し、ご本人にも喜んでいただけました」等沢山の発表がありみんなで拍手を贈りました。

新任職員からは「ご家族に電話で上手くお伝えできるか不安」という意見が出、先輩職員から「声のトーンに気を付けながら、必要なことを的確にお伝えすると大丈夫ですよ」とコメントがありました。

その方の人生の最期は一度しかありません。職員も「最期」に真剣に向き合っていく中で、自身の心を癒し仲間を労いながら、これからも一丸となってご支援いたします。